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上の服を手に取った客は下も手に取る確率0.29 ── 見てもいない客は0.03、掛け方で連鎖が変わる
陳列方法は「正面が見える」「袖が見える」「畳んである」という見た目で語られがちですが、465名の行動を記録した研究では、掛け方によって客の行動が連鎖する向きが変わっていました。フェイスアウトは上下、スリーブアウトは左右、フォールデッドは左右だが視認どまりです。
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呼び出し待機をやめると心理的苦痛-14.8ポイント ── 時給より効く、小売2.8万人の調査
シフトは人件費と作成の手間の問題として語られがちですが、小売・外食で働く27,792名を調べた研究では、呼び出し待機をやめると心理的苦痛が14.8ポイント下がりました。時給を1.50ドル上げる効果の18倍以上です。通知は1〜2週間前で頭打ちになることまで解説します。
販売成績に効くのは知識.28・合わせる力.27 ── 性格は.06、268論文8万人のメタ分析
「売れる人は性格で決まる」と言われがちですが、268論文・販売員79,747名を統合したメタ分析では、性格特性と販売成績の相関は.06で有意ではありませんでした。18の要因のうち効いたのは4つだけ。販売に関する知識.28、合わせる力.27、役割のあいまいさ-.25、認知的な能力.23です。
再来店の実測は.21・意向は.65 ── 245論文116万人が示す満足度アンケートの読み方
アンケートで「また来たい」が高いのに再来店が増えない、という悩みがあります。245論文・累計116万人を統合した40年分のメタ分析によると、満足度と再来店の相関は、意向で測ると.65、実際に来たかどうかで測ると.21でした。満足度は5段階1問で足りること、売上との相関は.15にとどまることまで含めて解説します。
どう直すかを客に選ばせると再購買の意向が.22 ── ただし補償を出すと効果は薄れる
クレーム対応で「代替案を出して選んでもらう」はよく勧められますが、効果の大きさを示した記事はありません。21論文・7,872名を統合したメタ分析によると、客を対応に参加させることと各指標の相関は.20から.28で、著者自身が効果は弱いと書いています。効く条件と効かない条件を解説します。
棚の前を3回通らせても買う確率は0.21 ── 止まった回数が3回なら0.58
国内の量販店で買物客75名を尾行追跡し、65の陳列棚それぞれについて通過回数・滞留回数・滞留時間と購買の関係を条件付確率で出した研究があります。同じ棚を3回通らせても購入確率は0.21ですが、3回止まれば0.58。さらに秒数で行動が変わり、棚幅と曲がる回数は関係しませんでした。